mport House of
the Year 2002
準グランプリ受賞


 八丈島の家


アプローチ側の外観
住まいですが民宿でもあるので
生活感が無いようなアプローチ
にしています
タイル貼りの外壁で玄関へ導く
南側の外観
海側の外観
民宿の看板
ダイニングからロフトと奥に玄関
を見る
ロフトから海側を見る
ドアの外側はデッキ
古材で造った間接照明
客室のカーテンは手造り、
アイアンのカーテンレール
ビールサーバーのある
古材で造ったバーカウンター
の奥が海の生物を調べる事が
出来る図鑑コーナー
図鑑コーナー(主にスキューバ
ーダイビングのダイバーが利用)
巾木で造った鏡付きの洗面室
と奥に脱衣室と浴室
階段の機能だけでなく飾棚の
ように使用できる
造作間接照明
暖炉等のカウンター材も古材で
造作
壁のオブジェも影絵になる


この建物は八丈島の、海近くに建っています。

建築主が島に移り住み民宿を始めるために計画され
たもので、自宅と民宿と食堂、3つの機能があります。
建物は、ゆったりと流れる、島の時間を大切にするた
めに、海に対して広がりのある平面形や、開放感のあ
る空間を提案し、落ち着きのある色彩や素材を使って
います。

さらに、建築主がインテリアを楽しむ事ができる、
キャンバスを造ることを意識しています。

外壁はレッドシダーを張り、木の質感を生かし、自然
環境に馴染むようにして、民宿でもある為、建物入口
部分は住宅の生活感が出ないようにして、アプローチ
の壁を石目調タイル貼りで演出して玄関へ導き、建物
全体は、シンプルな形を提案しました。

島の気候は、夏は日差しが強いが、日陰に入ると涼し
く、冬は都心より温暖なので、建物も、その環境を利
用して冷暖房機械に頼るのではなく、夏は風が通り易
い計画として、冬は 建物を断熱材で包み、外部建具
は塩害にも強いPVCのペアガラスとして、太陽の日差
しだけで冷暖房器具は補助的に使用しする事を想定
しています。

八丈島は、都心近郊のスキューバーダイビングスポッ
トとして有名で、主にそのようなゲストを想定してい
るため、海の生物を調べる事の出来る図鑑コーナーや
バーカウンターをその隣に置き、ゲスト同士のコミュニ
ケーションが計れる様にしています。

仕上材については、床はカリンフローリングや、メー
プルフローリング無塗装にワックスがけ。壁・天井は
ドライウォール下地に白のペンキ仕上げ、一部の天井
はレッドシダー,パネリング仕上げ、造作のカウンター
や棚、照明器具カバーには古材など、自然素材を使用
し、健康に対しても配慮しています。

又、建物内部は 床段差が無い様に計画しています。
家具については、シンプルな中国家具を主体にバリ島
の家具や小物など、アジアの物でまとめられています。

建物概要

建設地   東京都八丈島
用途    民宿+住宅
構造    木造(2×4工法)
敷地面積  809.0u
建築面積  285.65u 
1階床面積  266.67u
2階床面積  14.92u
延床面積  281.59u


表紙